デュピクセント®の特性
デュピクセントの投与対象患者、投与方法
- 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)に投与していただけます。
- デュピクセント®皮下注300mgペンは 「あてる、押す」の2Stepで投与が可能です。
※デュピクセントの剤形には、1回使い切りの安全カバー付きプレフィルドシリンジもあります。
デュピクセント®皮下注300mgペンによる自己注射
デュピクセント®皮下注300mgシリンジによる自己注射
注射可能部位

腹部(へその周り5cmは避ける)、大腿部、上腕部(二の腕)の皮下に注射します。
患者本人が自己注射する場合は、腹部、大腿部に投与します。
注意
- 正常な皮膚の部位に注射してください。皮膚が敏感な部位、皮膚に損傷、打撲や傷のある部位、アトピー性皮膚炎の強い炎症を伴う部位への注射は避けてください。
- 前回注射した部位とは違う部位に注射してください。
- 腹部に注射する場合は、左図のように上下左右で4ヵ所に分けて前回の注射とは別の箇所を選んで注射してください。
詳細は取扱説明書を参照のこと
投与スケジュール
2週間ごとに1本を皮下投与します。症状安定後には、4週間ごとに投与することも可能です。

症状安定後は、医師の判断のもとに、2週間隔又は4週間隔で投与することができます。
本剤の投与対象となるアトピー性皮膚炎や気管支喘息を合併している場合は、それらの用法及び用量に従ってください。
4. 効能又は効果 (抜粋)
〇鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)
5. 効能又は効果に関連する注意(抜粋)
〈鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉
本剤は全身性ステロイド薬、手術等ではコントロールが不十分な患者に用いること。
6. 用法及び用量(抜粋)
〈鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉
通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
なお、症状安定後には、1回300mgを4週間隔で皮下投与できる。
MAT-JP-2207305-1.0-10/2022
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