デュピクセント®の特性

デュピクセントの製品特性

IL-4/13によるシグナル伝達を阻害し、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の病態に深く関与するType 2炎症反応を抑える、ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体(生物学的製剤)です。

既存治療でコントロール不十分な鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎患者を対象とした国際共同第Ⅲ相検証的試験では、「鼻茸スコア」「鼻閉重症度スコア」「Lund-Mackayスコア」のベースラインからの変化量を、プラセボと比較して有意に改善しました(鼻噴霧用ステロイド薬との併用療法)。

通常、成人には、300mgを2週に1回皮下投与します。なお、症状安定後には、300mgを4週に1回投与することも可能です。

重大な副作用として、重篤な過敏症、主な副作用として、注射部位紅斑、注射部位反応、結膜炎などがあらわれることがあります。
*添付文書の「11.副作用」及び「17.臨床成績」の安全性の結果をご参照ください。

MAT-JP-2006788-2.0-11/2022

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