対応が難しい患者さんとのコミュニケーションを井手口直子先生がシチュエーションごとにアドバイスします。服薬指導スキルアップにお役立てください。

薬剤交付後のフォローアップが必要な患者さんへの対応

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薬剤師法と薬機法が2019年12月に改正・公布され、2020年9月1日に一部施行されています。
改正点の中で薬剤師の日々の業務に大きく影響するのは、何と言っても服用期間中の継続的な薬学的管理の義務化といえるでしょう。今回は薬剤交付後のフォローアップが必要な患者さんとのコミュニケーションを中心に説明します。

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更新日:2020/10/01

「薬が足りなかった」と訴える患者さんに最初に伝えるべき言葉は?

保険薬局に寄せられる患者さんからの苦情は(1) 待ち時間が長い、(2) 薬(在庫)がない、(3) 薬が足りなかった――などが多いといえます。私たちの調査では、このうち、薬剤師が最も気になる苦情は、「薬が足りなかった」であることが分かっています。薬剤師として、どのように対応できるか考えてみましょう。

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更新日:2019/03/01

新しい薬に関心を寄せる患者さんへの対応

最近は、一般の患者さんでも新しい薬や治療法の情報を得る機会が多くなり、薬剤師が患者さんから質問を受ける場面が増えています。新しい薬や治療法に興味をもち、それが良いものであれば試してみたいと思うのは、当然のことです。薬剤師として、どのように対応できるか考えてみましょう。

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更新日:2018/10/01

薬の種類が減って不安に感じている患者さんへの対応

ポリファーマシーの解消に薬剤師が関わることが求められています。しかし、医療者が不必要と考える薬でも、患者さんにとっては大切な薬であり、減薬に不安を感じていることがあります。今回は、患者さんの気持ちを受け止めながら、納得してもらうためのコミュニケーションを考えます。

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更新日:2018/05/01

子どもに注意しない保護者への対応

薬局で、お子さんが騒ぐと周りの患者さんに不快な思いをさせてしまうことになります。本来は、保護者が注意して静かにさせるべきですが、保護者が患者の場合には、具合が悪くて、十分に子どもの相手ができないといったことも考えられます。今回は、薬局で騒ぐ子どもに対するコミュニケーションについて、考えてみましょう。

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更新日:2017/04/03

患者さんに検査値を聞く上手な方法

患者さんにより安全にお薬を飲んでもらうためには、薬剤師が患者さんの検査値を知っておくことが大切です。そのためには、薬剤師は患者さんに検査値を尋ねることから始める必要があります。患者さんの中には、薬剤師から検査値を聞かれることに疑問を覚える方もいるでしょう。今回は、そうした患者さんにも納得していただくためのコミュニケーションについて、考えてみましょう。

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更新日:2016/10/03

かかりつけ薬剤師指導料に同意をいただくための対応

2016年度調剤報酬改定で新設された「かかりつけ薬剤師指導料」が注目を集めています。要件が厳しく、算定が難しいという声もありますが、担当の薬剤師が患者さんの薬を責任をもって管理することが評価された点数といえますから、積極的に算定していきたいものです。今回は、算定要件の中でも特にハードルが高そうな「患者さんの同意」を得るためのコミュニケーションについて、考えてみましょう。

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更新日:2016/04/01

“お届けだけ在宅”にしないコミュニケーション

在宅医療に取り組んでいるけれど、玄関先でご家族に薬を渡すだけの“お届けだけ在宅”になってしまっている――。そんな悩みをよく聞きます。薬剤師の「在宅」での活動は、現在のところ一般の方に十分に理解されているとは言い難く、薬剤師が患者さんのベッドサイドまで行けないことも少なくないようです。

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更新日:2016/02/01

Naoko Ideguchi
井手口直子氏について


帝京平成大学薬学部 教授 博士(薬学)。帝京大学薬学部卒業後、国立小児病院医療研究センター研究員、昭和大学医学部研究生、日本大学薬学部専任講師、帝京平成大学薬学部准教授を経て、現在に至る。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教育科学専攻博士課程、新医療総合研究所 顧問。

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